2022.03.31
【お医者さんのコラム】「我慢しなきゃ」は不要◎楽しくおいしく減塩するコツ③
「減塩=おいしいものを我慢」と考えてしまっている方いませんか?
いつもの料理にひと手間加えたり、調味料を変えたりするだけで日々の食事がさらに楽しいものに◎減塩しながら新たな食べ方を発見できるかも?<【お医者さんのコラム】「我慢しなきゃ」は不要◎楽しくおいしく減塩するコツ① >そして< 【お医者さんのコラム】「我慢しなきゃ」は不要◎楽しくおいしく減塩するコツ②>に引き続き今回が最終回。最後の3つをご紹介します。
味つけなしで調理して、最後につける
肉や魚に先に塩をふったり、しょうゆに漬け込んだりすると塩分が多くなるので、下味はつけないこと。
舌は食材の表面についている味を感じるため、仕上げに使う塩やしょうゆが少量でも、味をしっかり感じることができます。塩は結晶が細かい天然塩がおすすめ。
全体に塩けをつけず、一極集中的に使う
味付けを均一にせず、表面にだけ塩をふる、味付けをせずにあとからたれをかけるなど、
限定的にすることでメリハリが生まれ、塩分を抑えることができます。
主菜にしっかり味をつけたら副菜は控えるなど、1食の中でもメリハリをつけて、単調にならないように工夫を。
塩分が少なく、風味のある調味料を使う
しょうゆやみそに比べて、ソースやめんつゆ、トマトケチャップやマヨネーズ、ぽん酢は意外と塩分が少なめ。風味豊かで料理がおいしく仕上がるので、うまく活用しましょう。ただし使いすぎには要注意!
健康で元気な体作りは日々の食事から!
減塩のポイントをおさえながら、毎日の食事を楽しみましょう。
この記事の監修者
大塚 亮
おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。 著書:「一生健康サラダ」「脱うつレシピ」「免疫力をあげるレシピ」など。詳細はこちら |
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「お医者さんが薦めるおいしい減塩レシピ」
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