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ドクター監修

この記事の監修者

医学博士 大塚 亮

2024.02.27

【お医者さんのコラム】疲れやすい・いつもだるい…その理由がわからない不調、心のSOSかも?

「なんとなく体がいつもだるい」「やる気が出ない」「気分が落ち込む」といった症状はあるのに、体はいたって問題なし。
皆さんの中にも、このような理由が分からない体調不良を経験したことがある方もいるのではないでしょうか。
このような状態を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼びます。
具体的な症状があるのにもかかわらず、内科的な原因が不明なため治癒するのが難しい症状です。

ですが、ずっと治らないのかもと落ち込む必要はありません。
近年、このような不定愁訴などの多くは、栄養不足で起こることが分かってきました。
食生活を見直すことで、つらい症状は改善する可能性があるのです。

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こんな食生活していませんか?

□カロリーを減らすために脂肪の多い食事は控えている
□健康のため朝食はスムージーだけ、その他の食事もサラダのみなど野菜が中心
□肉やバターは体に悪いと思い込み、食べないようにしている
□お米をたっぷり食べるようにしている
□いつも朝昼の食事は兼用でコンビニのおにぎりやそばなど炭水化物に偏ったものを食べている

一見ヘルシーに見えるものもありますが、これらは不定愁訴を持つ人に共通する間違った食習慣です。
現代の日本では、高血圧やメタボリック症候群などの生活習慣病を気にして、高カロリーの食べ物や肉・脂質の食べ過ぎは健康に悪く、野菜中心の和食がいいという考え方が根付いています。
栄養豊富な野菜を積極的に取り入れることは素晴らしい心がけなのですが、それだけでは栄養バランスは整いません。
また、丼物やパン、麺類など糖質ばかりの食事もNG。満腹感は得られるかもしれませんが、体に必要な栄養が十分にとれないのです。

栄養不足が招く心のSOSとは

本来とるべき栄養が不足すると、感情を司るホルモンのバランスが崩れ、免疫異常も引き起こします。
すると慢性的な疲労感、倦怠感、頭痛、抑うつ的症状、アレルギー症状など、原因不明といわれる不定愁訴の症状が出るのです。
このことから栄養不足が心のSOSを招くとされています。

また、人間の体はおよそ37兆個の細胞でできており、そのうち3,000~4,000億個の細胞が毎日新しくつくられ入れ替わっています。
この細胞の材料となるのも、さまざまな栄養素。栄養不足になると正常に働ける細胞を体内でつくることができなくなってしまうのです。

心のSOSを感じたら、次の栄養素が足りているかどうかチェックしてみてください。
もし不足しているものがあれば、ぜひ毎日の食事にとり入れてみましょう。

たんぱく質+ビタミンB気分や感情に作用するアミノ酸の供給源がたんぱく質、その働きをサポートするビタミンBが足りないと不調が現れる。
亜鉛脳の働きをサポートする亜鉛は、特に日本人に不足しやすい栄養素。
味覚が鈍くなったら要注意。
心の働きをサポートする脳の神経伝達物質の合成に欠かせない栄養素。
月経や出産などで特に女性は不足しやすいため、要注意。
ビタミンD骨をサポートするだけでなく、ストレスなどから守ってくれる栄養素。
日光が出にくい冬は特に不足しやすい。

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理由が分からないその不調、もしかしたら食生活を見直すことで改善するかもしれません。
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この記事の監修者

医学博士

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

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