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トレーナー監修

2020.12.15

【トレーナー監修】減らしすぎてもNG。糖質制限ダイエットを成功させるには?

今や知らない人がいないほど知名度の高いダイエット方法になった「糖質制限ダイエット」。このダイエット、始める前に向き不向きを判断することが出来るんです。

まずは昨日のお昼ご飯を思い出してみてください。ご飯や麺、パンと言った炭水化物は食べましたか?
この時の食べた炭水化物のボリュームをご自身の拳で換算してみましょう。
手の大きさで食品量を判断することをハンドポーションと言い、自分の骨格に合った量を判断する時に使います。

自分の拳で換算した時に拳2個以上だと糖質制限ダイエットの成功率が高く、拳1個以下の場合成功率が低いかもしれません。
糖質制限ダイエットは「今まで糖質を摂りすぎていた人」が成功しやすいダイエットです。反対にそもそも糖質量が少ない人がさらに糖質を制限してしまうと、さらなる基礎代謝の低下や筋肉量の低下を招き、痩せにくい体質になる恐れがあります。

今やダイエット法の一つともされている「糖質制限」ですが、本来は糖尿病や肥満の方向けの食事療法です。摂りすぎている糖質を身体にとって必要の範囲内にすることで、血糖値の上昇を防ぎ、体重増加や脂肪合成を防ぐための食事療法です。
摂りすぎていた糖質を減らすことによって必然と体重が落ちます。そこにスポットが当てられ糖質制限がダイエットの一大ムーブメントになり、今も尚ブームは続いています。

ですのでこの糖質制限ダイエットが成功するか否かは、今の糖質量から判断できます。糖質量が少ない人が今以上に減らしても思った効果を得ることは難しいでしょう。
今から体重を減らそうと思っている方は1食の糖質を拳1個分(糖質40g前後)にしましょう。
拳1個分(糖質40g前後)を摂ることで、どんな人でも筋肉を落とすことなく脂肪を燃やすことが出来ます。

糖質を摂りすぎると脂肪になり、体重増につながりますし、糖が足りない場合は、筋肉が分解され、糖を作り出しダイエットの妨げになります。食事は極端な制限ではなくバランスが1番大事です。

 

この記事の監修者

松川 舞

一般社団法人 日本運動栄養指導者協会 栄養マスタートレーナー
株式会社リプル所属 パーソナルトレーナー

運動指導の現場で、ダイエットのみならず、生活習慣病の予防、基礎疾患のある方など、様々なクライアントのセッションを実施。その中で心身ともに生涯に渡って健康であるためにはより深い「栄養」の介入が必要なものと考え、栄養に対する知識・スキルを高め、「制限ではなく改善」をコンセプトに、個人に寄り添ったヘルスケアを実践している。トレーニング指導に加え、栄養学講師、レシピ考案、企業への栄養コンサルティング、執筆活動も行っている。

パーソナルトレーニングジムRipple(リプル)公式サイト:https://ripple-fukuoka.jp/

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