- TOP
- コラム
- NatureLife Books
- 【勝手にリンパが流れる体へ】使いすぎても使わなすぎてもNG!美しい姿勢を保つ筋肉の使い方
この記事の監修者
LHJリンパケアマスター 木村 友泉
2024.02.29
【勝手にリンパが流れる体へ】使いすぎても使わなすぎてもNG!美しい姿勢を保つ筋肉の使い方
筋肉には大きく分けて、「屈筋」と「伸筋」があり、反対の作用で拮抗して働きます。
たとえば、関節の両側には屈筋と伸筋がペアで存在し、曲げる時は「屈筋」、伸ばす時は「伸筋」が収縮して、関節の曲げ伸ばしを行っています。
■上半身の屈筋
咬筋(顔)、舌骨上筋群と舌骨下筋群(あごから首にかけて)、大胸筋群(胸)、大腰筋(腰から足の付け根)など、体の前側にあります。
■下半身の屈筋
ハムストリング(太もも)、腓腹筋(ふくらはぎ)など、体の後ろ側にあります。
屈筋の大きな特徴としては、伸筋よりも強い力を持っていること。
そのため精神的・肉体的な緊張によって屈筋が収縮してこり固まってしまうと、引っ張る力が強く働いてしまい、姿勢の乱れにつながります。
たとえば、上半身の前側にある屈筋がこり固まると、背中が丸くなって猫背になったり、首が前に突き出てストレートネックになったりします。
また、ハードなスポーツをしていた人に多いのが、ハムストリングの硬直。ハムストリングは骨盤とつながっているため、硬直によって引っ張る力が働くと骨盤傾斜になってしまうのです。
このように屈筋は使いすぎても使わなすぎても硬直してしまうので要注意。
屈筋をほどよくゆるめることで、美しい姿勢を保つカギとなる口腔・胸腔・腹腔の3つの腔が整い、血流やリンパの流れもよくなります。
体のケアをする時は、屈筋と伸筋の動かし方についてもぜひ意識してみてくださいね。
▼3つの腔については下記の記事で詳しくご紹介!▼
【勝手にリンパが流れる体へ】内臓機能アップ・巻き肩解消にも!美しい姿勢をキープできる3つの腔とは?
関連書籍
一生使える若返りリンパケア
リンパを流せば、たるみやほうれい線、便秘などあらゆるお悩みがゼロに!
全身の筋肉をゆるめて自然にリンパが「流れる」体をつくることで、何歳からでも若々しい顔・体を取り戻せます。
1日10分でできる簡単ベーシックケア10ステップ、+αの集中メソッド15種類を掲載。
この記事の監修者
LHJリンパケアマスター
木村 友泉
LHJリンパケアマスター。薬剤師。「LHJ 健美研究所」代表。
独自の美容健康理論を応用した美肌、くびれ、小顔セミナーが好評。
メンタルバランスを整え、体の緊張をほぐすリンパケアを駆使して多くの顧客のパーソナルケアにあたっている。
記事に関連するタグ
同じカテゴリーのコラム
人気のコラムランキング