この記事の監修者
医学博士 大塚 亮
2024.07.28
【時短朝食レシピつき】食物繊維がカギ!忙しい朝でも血糖値を上手にコントロール♪
「朝はぎりぎりまで寝ていたい」「準備にバタバタしてゆっくりできない」など、忙しい朝はつい朝食を抜きがちという方が多いのではないでしょうか。
ですが、朝起きてから何も食べずに空腹が長時間続いた後に食べた食事は、血糖値を急上昇させるリスクがあるので要注意。
食後の血糖値の急上昇は「血糖値スパイク」ともいわれ、肥満だけでなくあらゆる不調を招くきっかけになると言われています。
バランスの取れた朝ごはんで「血糖値スパイク」を防ぐ!
この「血糖値スパイク」を防ぐためにおすすめなのが、バランスのとれた朝ごはんを食べること。
空腹時間が短くなれば何でも食べていいというわけではなく、「バランスのとれた」というところがポイントです。
朝ごはんで食物繊維を食べると、食後の血糖値の上昇がゆるやかになるだけでなく、その作用は昼ごはんのあとまで続きます。
この作用は「セカンドミール効果」と呼ばれ、食物繊維が食べた糖質をコントロールするのに重要な役割を果たしています。
さらに満腹感を持続させる効果もあるので、食べ過ぎも防ぐことができるのです。
今回は忙しい朝でも簡単に作れる朝ごはん3つご紹介!
食物繊維たっぷりのバランスのとれた朝ごはんは1日の血糖値コントロールのカギを握っているので、朝ごはんをしっかり食べて元気よく1日を始めましょう。
ダイエットにもぴったり!お医者さんおすすめ朝ごはんレシピ
これからご紹介するのは、忙しい朝でもササッと作れる簡単朝ごはんレシピです。
ぜひ試してみてくださいね。
【お医者さんのレシピ】食後血糖値の上昇をしっかり抑えたい方へ!「めかぶときのこと梅干しのスープ」
めかぶなどの海藻には腸内環境を整える水溶性食物繊維がたっぷり!朝の忙しい時間は、めかぶを使った簡単なスープで血糖値の上昇を抑えましょう。
【お医者さんのレシピ】たんぱく質11.9g!ダイエットや美肌におすすめ◎「アボカド納豆わさび丼」
アボカドは食物繊維だけでなく美肌に効果的なビタミンE、脂肪の燃焼を促すビタミンB2など数々の栄養素が含まれたスーパーフード。
さらに、納豆に含まれるナットウキナーゼも血流を良くし美肌に効果アリ!たんぱく質などの栄養も豊富で、アボカドとの相性もバツグンです。
【お医者さんのレシピ】ビタミンB&たんぱく質たっぷり。体の内側から美しく!低糖質「豚しゃぶと豆苗のさっと煮」
ビタミンBとタンパク質が豊富な豚肉もしゃぶしゃぶ用を使うと、手軽に朝食に取り入れられます。10分で完成できるので、忙しい朝でも食物繊維たっぷり・高タンパク質の食事がとれ、血糖値コントロールが実現できます。冷蔵保存で3日もつので、作り置きにもおすすめです。
関連書籍
お医者さんが考えた痩せる朝ごはん
【ダイエットの新常識】朝食をしっかり取ることで、1日の血糖値をコントロール!
忙しい朝でもパパっと作れるレシピ71品掲載。現役医師によるダイエットのコツや太るメカニズムの解説つき。
この記事の監修者
医学博士
大塚 亮
おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。
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