2021.07.15
【読むだけダイエット】日常生活で痩せる!痩せるために意識するポイントは?
日々無意識に行っている呼吸。呼吸は1日の中で約20,000回以上行っていて、ダイエットに効果があることもわかっているんです。
現代人は「浅い過呼吸」の状態とよく言われており、「正常な呼吸」とは、1分間に12回~20回、1回あたり0.5リットル以上の空気を吸って吐くことだとされています。
しかし、「浅い過呼吸」の傾向があると、昔に比べて2倍の回数の空気を吸って吐いているとのこと。呼吸量が多すぎると血圧が上昇し、心臓や神経系に負担がかかります。さらにコロナの影響もあり、マスクをする日常が当たり前になり、以前にもまして呼吸が浅くなっています。
呼吸が浅いことで身体に起こる影響とは?
呼吸が浅いことで身体に起こる影響は意外とたくさんあります。例えば、
・だるさや疲れがとれにくい
・体内のミトコンドリアに酸素が届かず、エネルギー産生が低下し、だるさや疲れが発生しやすくなる
・肩コリや腰痛が起きやすい
・筋肉細胞が酸欠状態になり、肩コリや腰痛などが起きやすくなる
・免疫力が下がる
・交感神経優位になり血流が悪くなり、免疫細胞が全身に届かず免疫力が低下しやすい
・集中力が低下する
・脳の細胞で酸欠が起きると、集中力が低下したり、頭の回転が鈍くなる。
などです。逆に
呼吸が深くなると身体に起こる影響とは?
・ミトコンドリアが活性化する
体内でエネルギーを作り出してくれるミトコンドリアは酸素によって活性化します。多くの酸素を取り込むことによってミトコンドリアが活性化し体内でのエネルギー消費が多くなり、必然と痩せやすい身体へと変化していきます。
・自律神経が整えられる
呼吸が深くなることで交感神経と副交感神経のバランスが整いセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。このホルモンは睡眠の質を高めるホルモンでもあります。睡眠不足はダイエットの強敵なので、痩せる為にも大事なホルモンです!
ですが20,000回以上、今まで気にせずにしていた呼吸を全て完璧な呼吸にすることは難しい…そこで以下の③つのことを意識してみてください。
①気づいたときに深呼吸をする
②口呼吸ではなく鼻呼吸
③浅く小さい呼吸ではなく深く大きな呼吸をイメージする
この3つを意識することで少しずつ深い呼吸に慣れていきましょう。
呼吸を制する者がダイエットを制する!身体にとってのメリットもたくさんあるので今日からぜひ始めてみてください。
この記事の監修者
松川 舞
一般社団法人 日本運動栄養指導者協会 栄養マスタートレーナー
株式会社リプル所属 パーソナルトレーナー
運動指導の現場で、ダイエットのみならず、生活習慣病の予防、基礎疾患のある方など、様々なクライアントのセッションを実施。その中で心身ともに生涯に渡って健康であるためにはより深い「栄養」の介入が必要なものと考え、栄養に対する知識・スキルを高め、「制限ではなく改善」をコンセプトに、個人に寄り添ったヘルスケアを実践している。トレーニング指導に加え、栄養学講師、レシピ考案、企業への栄養コンサルティング、執筆活動も行っている。
パーソナルトレーニングジムRipple(リプル)公式サイト:https://ripple-fukuoka.jp/
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