この記事の監修者
医学博士 大塚 亮
2023.12.28
【お手軽免疫力アップレシピつき】お医者さんが解説!免疫力を保つためには何に注意すべき?
2023年もあと数日となりました。
今日が仕事納めという方も多いのではないでしょうか。
今年も1年お疲れ様でした。
休みを存分に楽しむためにも、やはり健康第一!
今回は、寒い時期は特に気になる免疫力ケアについて解説しています。
後半でご紹介する免疫力アップできるおすすめレシピもぜひお試しを♪
年末年始のお休みを迎える前に、チェックしてみてくださいね。
免疫力が低下する原因を知っていますか?
免疫とは、ウイルスや細菌などから体を守る仕組みのこと。
体に悪いものを入れない、体内に存在する病原体などを攻撃して体の外に出すなどして、24時間365日私たちの体を守ってくれています。
そんな免疫細胞の働きは、年齢と共に低下していきます。
一般的には思春期をピークに、20歳を超えると少しずつ低下。
さらに40歳を超えるとピーク時の半分、70歳を超えると10分の1まで低下する人もいます。
つまり、若い頃と同じ生活を続けていると年をとるごとに病気にかかりやすくなり、
病気になるとさらに免疫力が落ちて治りにくくなるという悪循環にはまってしまうのです。
ですが、年齢を理由に諦めてはいけません。
体の不調や痛みをマッサージや温泉でケアするように、免疫細胞のケアもぜひ意識してみてください。
ケアのやり方はたくさんありますが、次のような免疫力を下げる習慣をなくしていくこと、そして毎日の食事で免疫力が上がるようにしっかり栄養をとることがとても重要です。
<免疫力を下げる習慣>
・食事の偏り
・食べ過ぎ
・深酒
・喫煙
・体の冷え
・運動不足
・激しすぎる運動
・睡眠不足
・昼夜逆転
・強いストレス
体のSOSは放置せずに食事でしっかりケアを!
「よく眠れない」「風邪をひきやすい」「肌荒れしやすい」「朝スッキリ起きられない」・・・
免疫力が低下していると、体にも様々なサインが現れます。
「風邪をひいた時にビタミンCを積極的にとる」などのように、最も身近で効果的な免疫細胞のケアとは、免疫システムを構築する栄養素を摂取するということです。
免疫力は常に一定ではなく、その日その時で上がったり下がったりします。
体のSOSに気づいたら放置せずにしっかりケアしてきましょう。
これからご紹介するおすすめレシピは手軽に作れるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
【お医者さんのレシピ】便秘解消に◎ヘルシーで栄養たっぷり!しらたきのヘルシープルコギ
牛肉に甘辛く下味をつけ、野菜とともに炒め煮にするプルコギ。このレシピではしらたきを加えてかさ増しし、ヘルシーメニューに仕上げました。
しらたきの原料となるこんにゃくいもは、血糖値の上昇を抑え、便秘解消などにも役立ちます。
【お医者さんのレシピ】抗酸化パワーでがん予防にも期待◎ブロッコリーと卵のカレー風味サラダ
私たちのまわりに存在するウイルスや細菌などを最初にブロックする粘膜細胞の活性化に役立つ卵、ビタミンEが豊富なアボカドと合わせて彩り豊かな一皿に。カレー風味が食欲をそそります。
【お医者さんのレシピ】カプサイシンで血行促進!免疫力アップにも◎韓国風あまからコールスロー
キャベツにはビタミンC、胃粘膜の保護や再生を促すビタミンUがたっぷり!唐辛子の辛味成分、カプサイシンで血行を促進します。
関連書籍
お医者さんが薦める免疫力をあげるレシピ2
大好評につき、第2弾!医学博士が薦める体の免疫力をアップさせるレシピ。
毎日の食事でしっかり栄養をとり、免疫機能を正常に保ちましょう。
簡単・美味しくがん・ウィルス対策できるレシピ54品掲載。
この記事の監修者
医学博士
大塚 亮
おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。
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