この記事の監修者
医学博士 大塚 亮
2023.10.17
【お医者さんのコラム】ちょっとしたコツで野菜が変わる!美味しいサラダを作るには?
野菜には抗酸化作用や糖化抑制作用のある、ビタミン・ミネラル・食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。
加齢などとともに健康を損ねてしまう「酸化」や「糖化」をしっかり防いでいくために、野菜は日々の食事には欠かせません。
今回は「サラダ」として野菜を美味しく食べるコツをご紹介します。
野菜をサラダとして食べる最大のメリットは、酵素がとれること。
酵素不足になると、代謝や免疫力が低下し、健康な体を維持しにくくなってしまいます。
美味しく楽しい食事で元気な体を作っていきましょう。
美味しいサラダを作るコツ①野菜はたっぷりの水に浸す
レタスやキャベツなどの葉野菜は、食べやすい大きさに切ってから、たっぷりの冷水に浸します。
数分浸けると、みるみるうちにシャッキリ!
しんなり元気のない野菜でも、見違えるほどにみずみずしい姿になります。
美味しいサラダを作るコツ②水気をしっかりと切る
野菜を水から上げ、サラダスピナーなどでしっかりと水気を切りましょう。
野菜の水切りがしっかりできていないとドレッシングが薄まり、水っぽい味に。
サラダスピナーがない場合は、ペーパータオルで野菜を包むようにして水をとってください。
美味しいサラダを作るコツ③ドレッシングはよく混ぜる
具材の準備が終わったら、ドレッシングを準備しましょう。
ドレッシングの材料を容器に入れ、泡立て器で油分と酸味が乳化してとろっとするまで撹拌します。
少量なので、小さい泡立て器を使うとやりやすいです。
美味しいサラダを作るコツ④野菜とドレッシングを均一に和える
野菜がちぎれないように手とサーバースプーンを使って、やさしく均一に和えましょう。
和えるタイミングは、食べる直前がベスト。
和えてから時間がたつほど、野菜から水気が出てしまいます。
美味しいサラダを作るコツ⑤オイルは少しこだわったものを
サラダ用のオイルは、オリーブ油(生食にはエキストラバージン油)、ごま油、えごま油を使っています。
オイルはいいものを使うようにすると、味はもちろんのこと、体にもいい効果が期待できます。
また、塩は藻塩など天然海塩がおすすめです。
ミネラルがそのまま残っていて、カリウム、マグネシウム、カルシウムが豊富です。
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この記事の監修者
医学博士
大塚 亮
おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。
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