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医師・専門家監修

この記事の監修者

医学博士 大塚 亮

2023.05.04

【お医者さんのコラム】食事を整えると心のバランスも安定!栄養バランスと心の関係とは

気分が落ち込みやすい、疲れやすいなどといった症状のある方の多くは、たんぱく質・ビタミンB・鉄・亜鉛・ビタミンDが足りていません。
それらを中心に様々な栄養素が体内のいろいろな部分で働くことで、感情をコントロールしたり、健康を保つ免疫力が機能するようになっているので不足してしまうと、どうしても調子が悪くなってしまうのです。

目次

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栄養素別・不足しやすいのはこんな人

先ほど挙げた「たんぱく質」「ビタミンB」「鉄」「亜鉛」「ビタミンD」は、細胞を作る材料になるだけでなく、体の調子をサポートするのに欠かせません。毎日食べているものが体や心の健康に影響しているため、自分の食事に栄養の偏りがないか・不足していないかなどチェックしてみましょう。

たんぱく質・ビタミンBが欠乏しやすい人

□倦怠感、疲労感が強い
□朝起きられない
□頭痛が多い
□口内炎ができやすい
□胃腸の調子が悪い
□ストレスが多い
□忙しくて食事はないがしろにしがち
□ストレス発散にスイーツを良く食べる
□お酒をよく飲む

鉄分が欠乏しやすい人

□生理がある女性(生理不順・過多月経・生理前の体調不良)
□イライラしやすい
□集中力がない
□肌荒れしやすい
□手足が冷える
□出産歴がある

亜鉛が欠乏しやすい人

□味覚が鈍くなった
□風邪をひきやすい
□肌荒れしやすい
□傷が治りにくい
□コンビニ飯が多い
□胃腸の調子が悪い

ビタミンDが欠乏しやすい人

□風邪をひきやすい
□仕事中も休日も屋内で過ごすことが多い
□冬に調子を崩しやすい
□魚、特に鮭が苦手
□しいたけなど、きのこが嫌い


栄養をとるといっても、不足している栄養だけ積極的にとればいいというわけではなく、「バランスよく」とることが大切です。不足した栄養素があると、このイラストのようにバランスが崩れてしまい、たくさんとれている栄養素まで失うことに。必要な栄養量が満たせず栄養不足に陥り、心のバランスまで崩してしまいます。

つまり心のバランスを整えるためには、必要な栄養素をバランスよくとること。
それぞれの栄養素の必要量が満たされていれば、栄養は欠けることなく体内で効率よく使うことができるのです。

何かを足すだけで・もしくは減らすだけで、みるみるうちに元気を取り戻せるかもしれません。
ぜひ今の自分自身の食生活を見直して、栄養バランスをチェックしてみてくださいね。

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この記事の監修者

医学博士

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

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