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この記事の監修者
LHJリンパケアマスター 木村 友泉
2023.09.14
【勝手にリンパが流れる体へ】リンパの流れが悪いとたるみや肩こり等さまざまな不調の原因に!なぜリンパは停滞する?
リンパの流れが悪くなると、むくみやたるみ、肩こりなど、さまざまな不調が体に現れるようになりますが、そもそもなぜ、リンパの流れが悪くなるのでしょうか。
それはおもに、
・加齢
・運動のしすぎおよび運動不足
・長年の生活習慣によって筋肉がかたく縮こまる
といった理由でリンパが圧迫され、その流れが滞ってしまうからです。
ちなみに昔本格的に運動をしていた人も要注意です。
リンパは全身に栄養を届けたり不要物を回収してくれる!
リンパには2種類あり、細胞間を埋めるようにして全身を満たす「細胞間組織液(間質液/間質リンパ)」。
血液が運んできた酸素や栄養を細胞に届ける役割をします。
もうひとつが全身の血管に沿って張り巡らされた「リンパ管」の中を流れる「リンパ液」。
細胞が酸素や栄養を利用した後に排出する二酸化炭素や老廃物を回収して浄化し、静脈に合流して心臓に戻す役割を担っています。
また、リンパ管の途中にある関所「リンパ節」では、体内に侵入してきた抗原(病原菌やウイルス)も退治します。
このようにリンパが大切な働きを持っていることから、リンパがスムーズに流れないと、酸素や栄養の取り込みがうまくいかなかったり、二酸化炭素や老廃物が排出できずに体内に滞ったりなどして、さまざまな不調の原因となってしまうのです。さらに免疫力が低下する原因にもなります。
リンパをスムーズに流すためには何が必要?
リンパをスムーズに流すには、筋肉のケアが重要になってきます。
リンパは筋肉が収縮と膨張を繰り返すことによって流れてるため、そのため筋肉がかたく縮こまっているとスムーズに流れないのです。
また、姿勢が崩れて、リンパを圧迫するとリンパの流れは悪くなるので、インナーマッスルを鍛えて体幹を保つエクササイズも並行して行うようにしましょう。
筋肉は「ゆるめて」あげることが大切
マッサージなどで筋肉を押したりもんだり、引っ張ったりすると、リンパが存在する細胞間が押しつぶされて流れが悪化してしまうので注意しましょう。
筋肉に強い圧をかけると、かえって流れが悪くなってしまうのです。
筋肉をゆるめることで、細胞間をふっくらさせ、自然な流れを取り戻せます。
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この記事の監修者
LHJリンパケアマスター
木村 友泉
LHJリンパケアマスター。薬剤師。「LHJ 健美研究所」代表。
独自の美容健康理論を応用した美肌、くびれ、小顔セミナーが好評。
メンタルバランスを整え、体の緊張をほぐすリンパケアを駆使して多くの顧客のパーソナルケアにあたっている。
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