2021.04.11
【人気トレーナー直伝】今が旬の春野菜を食べてデトックス美人に!
気温が高くなり植物や花が芽吹き始める春。そんな春は私たちの身体も活発に活動を始める時期になります。春はエネルギーが発散され、新陳代謝がアップしやすくなり、冬の間にたまった老廃物を排出する「デトックス&ダイエット」の季節。
今の時期にしか食べられない旬の「春野菜」にはデトックスを促す成分がたくさん含まれています。代表的なのは春野菜の多くに含まれる「植物性アルカノイド」という成分。
これは強い香りや苦み成分です。肝臓のろ過機能を高め、体内の余分な熱・水分を排出する作用があります。肝機能を高めることで身体のデトックス効果も期待できます。
■食材ごとのおすすめ成分
たけのこ・・・焼くだけでも美味しいたけのこは腸の洗浄効果が高い食物繊維が豊富。さらに余分な水分を排出する作用があるカリウムも多く含んでいるのでむくみ改善にも。
煮物や佃煮が美味しいふきも同様に食物繊維やカリウム、ほかにもマグネシウムなどのミネラルが豊富です。
菜の花・・・炒め物やおひたしにぴったりな菜の花には免疫力を高める働きがあるβカロテンがとても豊富!ほかにもカリウム、カルシウム、マグネシウムや鉄などを豊富に含んでいます。
春キャベツ・・・生でもよし、焼いても炒めてもよしな春キャベツはビタミンCやK、キャベジンと呼ばれるビタミンUが豊富です。ビタミンUのは胃の働きや粘膜を修正する作用があります。ほかにも葉酸やカリウムなどが含まれています。
アスパラ・・・お肉やベーコンと相性がいいアスパラは新陳代謝を活発にするアスパラギン酸が豊富に含まれています!
そんな春野菜を使ったおすすめの一品は「鶏肉と春野菜のトマト煮」です。
たんぱく質の豊富な鶏肉とたくさんの春野菜を使ったトマト煮込み。そのままでももちろん美味しいですが、パスタソースとして使うのもおすすめ。火を通すことでたくさん野菜が摂れ、香りや苦みが苦手な方でも食べやすい一品になります。
「みずみずしくて柔らかい、独特な苦みと香り、辛味」をもつ春野菜。旬の野菜はほかの季節より栄養価も高く味も良くなります。そんな春野菜を食事に取り入れてデトックス美人を目指しましょう!
この記事の監修者
松川 舞
一般社団法人 日本運動栄養指導者協会 栄養マスタートレーナー
株式会社リプル所属 パーソナルトレーナー
運動指導の現場で、ダイエットのみならず、生活習慣病の予防、基礎疾患のある方など、様々なクライアントのセッションを実施。その中で心身ともに生涯に渡って健康であるためにはより深い「栄養」の介入が必要なものと考え、栄養に対する知識・スキルを高め、「制限ではなく改善」をコンセプトに、個人に寄り添ったヘルスケアを実践している。トレーニング指導に加え、栄養学講師、レシピ考案、企業への栄養コンサルティング、執筆活動も行っている。
パーソナルトレーニングジムRipple(リプル)公式サイト:https://ripple-fukuoka.jp/
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