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ドクター監修レシピ

この記事の監修者

皮膚科専門医 武田 りわ

2024.02.01

【かんたん美肌レシピつき】お医者さんが解説!肌トラブルの三大要因とその対策

2月もまだまだ寒さが厳しく、さらに乾燥も気になる時期。
寒さや空気の乾燥などでスキンケアやメイクのなじみがイマイチ…という方もいるかもしれません。

肌のお悩みは肌トラブルには季節的な要因もありますが、普段の過ごし方を見直すことで理想の美肌へぐっと近づきます。
今回は肌トラブルの代表的な要因を3つご紹介します。

目次

老化を促進する作用を食い止め腸内環境を整えるのが美肌への早道!

肌トラブルを引き起こす要因はさまざまですが、代表的な「糖化リスク」「酸化ストレス」「腸内環境の乱れ」の3つの例をご紹介します。
糖質のとりすぎ、日常的に強いストレスを感じている、お腹の調子が良くないなどあてはまるものはありませんか?
ぜひ一つずつ解消して、体の中からキレイを目指していきましょう。

肌トラブル要因①糖化リスク

体内で余った糖質がたんぱく質と結合して加熱されると「糖化」という反応が起きることで、たんぱく質が劣化してしまい、「最終糖化産物(AGEs)」が発生します。
糖化リスクは、糖化によって変性したたんぱく質があらゆる場所に沈着して体内でいろいろな悪さを働き、美容面では下記のようなものがあげられます。

・肌のハリや弾力を失わせる
・たるみやすくなる
・シミやシワをできやすくする
・肌の透明感を失わせる
・くすみの原因になる
・髪の毛のハリやコシまでも失わせる

さらに糖化リスクは健康面にも影響し、老化へ導きます。

糖化は、糖質のとりすぎで起こりますが、糖質の分解にはたくさんのビタミンB群が必要になるため、糖質過多な食生活を続けるとたんぱく質から細胞などをつくるためのビタミンB群も足りなくなるという事態が起こります。
糖化リスクを防ぎ、ビタミンB群の枯渇を防ぐためにも糖質のとりすぎには注意しましょう。

肌トラブル要因②酸化ストレス

酸化ストレスは、体内で発生した活性酸素によって引き起こされます。
活性酸素はがんをはじめとするあらゆる病気や老化促進の原因とされており、細胞膜の脂質やDNA、たんぱく質、酵素などにダメージを与えます。
これにより、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが破壊され、肌が硬く・もろくなってしまうのです。

体内で発生した活性酸素は減らすことはできますが、完全にゼロにするのは難しいといわれます。
その中でも取り入れられる方法として、活性酸素を壊せるビタミン類を積極的にとることで少しでも減らせるようにしていきましょう。

肌トラブル要因③腸内環境の乱れ

腸内環境と美肌は密接に関係しているのはご存知でしょうか。
美肌に必要な栄養素は口から入り、必ず腸を通ります。
腸内環境が乱れると栄養素の消化や吸収がうまく進まず、免疫機能も乱れてしまい、吹き出物の原因になるアクネ菌も増殖し放題になってしまうのです。

では、腸内環境をととのえるには何をしたら良いのでしょうか。
腸内環境は「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」の割合がベストとされています。
この割合が乱れると悪玉菌が増殖し、腸内環境が乱れてしまうのです。
悪玉菌は有害物質を発生するだけでなく、免疫細胞も減少させ、自律神経も乱し、肌トラブルを助長してしまうため腸内環境のバランスを整えることはとても大切です。
腸内環境を良くするためには、毎食植物性の発酵食品や善玉菌のエサになる食物繊維をとるようにし、善玉菌優位な状態に保つように心がけましょう。

不足しがちな栄養は毎日の食事で補給を!お医者さんおすすめ美肌レシピ

これからご紹介するのは、髪・爪・筋肉・コラーゲンなど体の材料となるたんぱく質が豊富なだけでなく、肌トラブルの解決をサポートする栄養素がたっぷり含まれています。ぜひ試してみてくださいね。

【お医者さんのレシピ】ビタミン・たんぱく質がしっかりとれる「塩豚のサラダおでん」

お肌の疲れを感じたら、鮮やかなカラフル野菜のサラダおでんでビタミン補給!
豚肉や大根、にんじん、キャベツには、お肌のターンオーバーをサポートするビタミンB群などが豊富に含まれます。

【お医者さんのレシピ】コンビニ食品で手軽にたんぱく質補給!「サラダチキンのオープンサンド」

そのまま食べても美味しいサラダチキンをちょこっとアレンジしてオープンサンドにしました。
卵とブロッコリーを組み合わせれば、たんぱく質もしっかりとれるので美容効果にも期待◎材料はどれもコンビニで揃うので、すぐに作れます。

【お医者さんのレシピ】バルサミコ酢で抗酸化!ぶりのステーキバルサミコソース

バルサミコ酢に含まれる濃度の高いポリフェノールは、抗酸化パワー満点。同じく抗酸化作用のあるビタミンEが豊富なぶりと組み合わせれば、頼もしいアンチエイジングメニューになります。皮にもビタミンAやビタミンB2などが含まれているので、丸ごと残さず頂きましょう。

関連書籍

美容皮膚科医が教える食べて美肌になる糖質控えめご飯

食べるスキンケアで美肌と健康を手に入れる!「食べてはいけないもの」より、「食べなければいけないもの」にこだわった美味しいレシピを65品掲載。糖質をおさえ、不足しがちなたんぱく質をしっかり補えます。

この記事の監修者

皮膚科専門医

武田 りわ

タケダビューティークリニック(皮膚科・美容皮膚科)院長。皮膚科専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。
「美肌は人を幸せにする」を理念に、西洋医学を基礎とする美容医療に栄養医学を取り入れ、体の外側と内側からのケアを提案している。
肌の老化を治すだけではなく、老けにくい健康な肌作りが得意。日本皮膚科学会・日本臨床皮膚科医会・日本美容皮膚科学会・日本抗加齢医学会に所属。

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