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ドクター監修

この記事の監修者

医学博士 大塚 亮

2022.08.23

【お医者さんのコラム】粘膜は食事で強くなる!あなたの粘膜バリア、ちゃんと機能していますか?

粘膜はウイルスや細菌などの病原体と真っ先に戦う最前線エリア。とても重要な場所である粘膜が強くなければ、病原体はバリアを突破し、血液やリンパ液を介して体内に入り込んでしまいます。
粘膜を強くして、いい粘液を分泌させ、バリアを頑丈にすること。それが病気を遠ざける第一歩となるのです。

あなたは大丈夫?粘膜免疫チェック!

さて、あなたの粘膜バリアは、ちゃんと機能しているでしょうか?以下のリストでセルフチェックをしてみましょう。自分の「今の状態」を知ることは、健康づくりにとても役立ちます。
当てはまる項目のある人は、粘膜が弱っているかもしれません。チェックリストの次で紹介する栄養素と食材に目を向けて、毎日の食事で少しずつ粘膜強化に取り組んでいきましょう。

□ドライアイである
□口内炎がある
□胃炎や胃潰瘍がある
□膀胱炎になりやすい
□湿疹ができやすい
□鼻炎や花粉症がある
□気管支炎やぜんそくがある
□便秘や下痢の症状がある
□乾燥肌である
□髪が細い・薄毛

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粘膜強化に働く栄養素と食材

粘膜で主に活躍するのは「IgA抗体(免疫グロブリン)」という病原体を無力化する免疫物質で、鼻汁、唾液、腸の粘膜に多く存在しています。この物質は食事で強化することができます。
必要な栄養素をたっぷりとって、ウイルスや細菌などに負けない元気な体を作っていきましょう。

栄養素働き主な食材
グルタミンたんぱく質を構成するアミノ酸のひとつ。
免疫に重要な役割を持つリンパ球や腸粘膜細胞の主なエネルギー源となる。
マグロ、牛乳、卵、チーズ、大豆など
ビタミンA粘膜細胞の構造と機能を維持する栄養素。
不足すると、風邪や感染症、胃腸炎や膀胱炎にかかりやすくなる。
ウナギ、レバー、卵、バター、チーズ、緑黄色野菜など
セレン体内で発生する活性酸素を分解・減少させる抗酸化酵素。不足すると感染症の進行を悪化させ、がん発症のリスクを上昇させる。カツオ、カニ、イワシ、納豆、ごま、カシューナッツなど

関連書籍

お医者さんが薦める免疫力をあげるレシピ2

大好評につき、第2弾!医学博士が薦める体の免疫力をアップさせるレシピ。
毎日の食事でしっかり栄養をとり、免疫機能を正常に保ちましょう。
簡単・美味しくがん・ウィルス対策できるレシピ54品掲載。

この記事の監修者

医学博士

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

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