この記事の監修者
医学博士 大塚 亮
2022.03.03
【お医者さんのコラム】「我慢しなきゃ」は不要◎楽しくおいしく減塩するコツ②
「減塩=おいしいものを我慢」と考えてしまっている方いませんか?
いつもの料理にひと手間加えたり、調味料を変えたりするだけで日々の食事がさらに楽しいものに◎減塩しながら新たな食べ方を発見できるかも?前回の【お医者さんのコラム】「我慢しなきゃ」は不要◎楽しくおいしく減塩するコツ①に引き続き3つずつご紹介します。
焼き目をつけて香ばしく
食材にこんがりとした焼き目がついていると、おいしそうに見えるのはもちろん、香ばしい香りがします。この香ばしさは味覚において大事な役割を果たすため、味付けを控えめにしても十分おいしく仕上がります。
とろみをつける
とろみがあると食材にからみやすく、舌にとどまる時間が長くなるので、味を感じやすくなります。
生クリームを使ったソースやうまみをきかせたあんなどを使った料理は減塩につながり、体もあたたまるので、ぜひとり入れて。
じっくり煮込まない
調味料を入れて長時間じっくり煮込むと食材の内部まで塩分がしみわたってしまうので、煮る場合はさっと短時間で。少量の水で蒸し焼きにしたり、焼いてから味付けしたりと、素材本来のうまみを引き出す火の入れ方は、調理時間の短縮にもなります。
健康で元気な体作りは日々の食事から!
減塩のポイントをおさえながら、毎日の食事を楽しみましょう。
関連書籍
お医者さんが薦めるおいしい減塩レシピ
「減塩=薄味」だけではありません!現役医師が教える減塩のコツがわかれば、おいしく簡単にどなたでも減塩が叶います。主菜や副菜、汁ものからご飯ものまで41品を掲載。
この記事の監修者
医学博士
大塚 亮
おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。
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