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この記事の監修者
LHJリンパケアマスター 木村 友泉
2024.05.26
【勝手にリンパが流れる体へ】目覚めすっきり!寝起きすぐにできる簡単リンパケアとは
リンパは寝ている間も、体内で排泄される老廃物や、日中体にたまった余分な水分を回収しむくみを予防します。
ただし、リンパを流す働きをするのは筋肉ですが、睡眠中は筋肉をほぼ動かさないため、リンパは流れにくくなってしまうのです。
そこで唯一、リンパの流れを促す働きをしているのが「寝返り」です。
寝返りをうつ際は、体に力が入って筋肉が収縮し、寝返りをうった後には姿勢が安定して筋肉が弛緩。
こうした動きでリンパの流れは促されますが、日中に活動しているときよりもかなり緩やかなのでリンパは滞りやすくなってしまいます。
そのため、朝起きてすぐにリンパケアをするのがおすすめです。
朝起きてすぐのリンパケアはどんな効果がある?
就寝中は、体の水分が滞留してむくみがちに。
寝ている間に固まっていた筋肉をやわらかくほぐすことで、血液やリンパの流れがよくなり、頭と体がすっきりして、気持ちよく目覚めることができます。
また体の動きもスムーズになり、やる気スイッチもオンになりますよ。
布団に横たわったままでできる!リンパを一気に流す簡単ケア
寝ている時、知らず知らずのうちに食いしばっているので、まずはあごの筋肉をゆるめることからスタート。
その後、全身を伸ばしてリンパを流していきましょう。
①下記の<あご揺らし>の方法を参照し、あごのまわりの筋肉をゆるめます。
※<あご揺らし>
1.下あごの内側に親指の付け根を当てる。
2.残りの4本の指は頬に添える。
3.ひじを前後に4秒間動かして微振動を与える。
4.「あー」「おー」と声に出す。
②大の字になって手のひらを上に向け、背中から腰のラインをゆらゆらと動かして、背骨周辺の筋肉をゆるめます。
③腕を頭上に上げて上半身を伸ばします。
下半身はつま先を手前に引いてかかとを突き出す感覚で伸ばし、ひと呼吸おいたら一気に脱力。
これをもう一度繰り返します。
【ポイント】
・頭が後ろに倒れるよう、枕を首元から背中あたりに敷いて行うと、胸の筋肉がしっかりと伸びます。
・ゆったりとした呼吸をしながら行うと、酸素が体内にしっかりと取り入れられ、余分な水分や老廃物を排出しやすい代謝のいい体づくりに役立ちます。
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この記事の監修者
LHJリンパケアマスター
木村 友泉
LHJリンパケアマスター。薬剤師。「LHJ 健美研究所」代表。
独自の美容健康理論を応用した美肌、くびれ、小顔セミナーが好評。
メンタルバランスを整え、体の緊張をほぐすリンパケアを駆使して多くの顧客のパーソナルケアにあたっている。
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