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ドクター監修

この記事の監修者

医学博士 大塚 亮

2023.01.31

【お医者さんのコラム】腸活=肌活!美肌に導く大腸活のススメ

皮膚は人体で最も大きな臓器で、内臓を外界からの刺激から守りながら、体を維持しています。
皮膚はいくつもの層が重なってできており、表皮は角化(ターンオーバー)を繰り返すことで角層のバリア機能を保持し、真皮では肌の弾力性やハリを保っています。
さらに表皮の中にある顆粒層では、ヒスタミンなどの化学伝達物質を保持していて、外部からの刺激を受けると、アレルギー反応を起こさせることで、皮膚の防衛機能を保っています。

目次

「腸活=肌活」と言われるのはなぜ?

腸内環境と美肌は密接に関係しています。
不安や心配、怒りや悲しみといったストレスが脳にかかり、イライラしたり落ち込んだりすると、皮膚が荒れたりかゆみが出たりします。
これはストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れ、肌に栄養を与える毛細血管の血流が悪くなったり、脳の不安定さが肌に影響を与えているから。
この時肌への影響だけではなく、体からのSOSサインとも受け取れるでしょう。

また便秘(腸内細菌のバランスが崩れる)にも注意しましょう。腸内に腐敗物質が多く産生され、腸管内で血管を経由して体全身を巡ることで、肌トラブルに直結。
皮膚・脳・腸は互いに影響し合っていることから(腸脳皮膚相関)、腸内環境を整えて便通をよくすることで肌質改善にも繋がっていくと言えます。

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若々しい肌を保つために必要な栄養素って?

私たちの体は60%が水で、残り40%の3/4は「たんぱく質」。そのたんぱく質のうち1/3は「コラーゲン」でできています。
コラーゲンは皮膚の90%を占めているため、これを老化させないことがとても重要なのです。
紫外線やストレスなどのダメージによる活性酸素の発生やコラーゲンの酸化が肌を老化へ導いてしまうので、きちんと対策を行いましょう。

積極的にとりたい栄養素

◆鉄分
食べ物に含まれる鉄分には、吸収率の高い「ヘム酸」(肉や赤身魚に豊富)と吸収されにくい「非ヘム酸」(牛乳や卵、野菜に豊富)の2種類があります。
非ヘム酸はビタミンCや胃酸とともに吸収されるので、柑橘類や酢、香辛料などによる胃液分泌が効果的です。

◆亜鉛
肉、魚、大豆製品に多く含まれており、体の調子をサポートしてくれます。

その他にも、ビタミンA・C・Eや、ビタミンP、α-リポ酸などを含む食材やサプリなども積極的に取り入れてみましょう。

関連書籍

お医者さんが薦める美腸活レシピ

免疫力アップ、ダイエットや美肌効果に、幸福感UP・・・腸活はメリットだらけ!
日々の食事で自然と腸活出来る簡単レシピ57品掲載。医師による効果的な腸活ポイントの解説付き。

この記事の監修者

医学博士

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

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