【勝手にリンパが流れる体へ】急がば回れ！顔のシワを解消するならまずは下半身の筋肉のケアから

年齢をかさねると、顔のシワやたるみなどお悩みが増えていきますよね。
少しでもケアをして対策しよう！と考えた時、「顔のマッサージ」を思い浮かべる方が多いでしょう。
実は、真っ先にケアが必要なのは「下半身」なのです。

大きなパーツをゆるめれば細部は自然と流れる

リンパというのは、筋肉の収縮と膨張によって体内を流れていきます。
そのため、まずは大きな筋肉をゆるめて、太い本流の流れを促してあげることが最も効果的なのです。
太い本流の流れがスムーズになれば、手や足、顔などの末端の細いリンパは何もしなくても自然と流れるようになります。

全身の筋肉の60～70％は下半身にある！

人間の体には大小さまざまな筋肉が600以上ありますが、そのうちの60～70％もの筋肉が下半身に集中しています。
下半身には、前もも(大腿四頭筋群)・もも裏(ハムストリング)・お尻(殿筋群)・内もも(内転筋群)などの大きな筋肉が集まっているのです。
また、上半身と下半身の境目にあたる横隔膜も実は筋肉で、リンパの流れを司る重要なパーツ。
下半身の筋肉に加え、横隔膜のケアがリンパの流れを握っているのです。

筋肉は隣接する筋肉とつながっており、お互いに影響し合っています。
例えば、腰痛の原因が太ももやふくらはぎの硬直だったということも。
症状のある箇所だけでなく、全体をゆるめるよう意識してみましょう。