この記事の監修者
医師 堤 貴大
2024.05.05
【お医者さんのレシピ】抗酸化作用でサビから体を守る!「ちょっと洋風なブリ大根/ツナとキムチの豆乳スープ」
今回は、お医者さんおすすめの最強献立をご紹介!
メインの「ブリ大根」、副菜の「豆乳スープ」、さらに主食に「玄米ごはん(200g/2人分)」を組み合わせた栄養満点メニューの完成です!
このレシピでは、抗酸化作用の強いミニトマト1)やビタミンCが豊富な大根と合わせて洋風のブリ大根に♪
ブリなどの脂の多い魚はオメガ3系脂肪酸を多く含みます。オメガ3系脂肪酸は2型糖尿病・心疾患・ガンのリスクが低下するという研究結果があります2)。
キムチ入りのスープは腸活効果もあるので、お腹の調子を整えたい方にもぴったりです。
1)Food Chem. 2021 May 1;343:128396.
2)Annu Rev Food Sci Technol. 2018 Mar 25:9:345-381.
◆ちょっと洋風なブリ大根
<材料>(2人分)
ブリ(切り身) 140g(2枚)
大根 160g(4cm)
ミニトマト 120g(12個)
すりおろししょうが 1かけ分
しょうゆ 大さじ1
きび糖 大さじ1
オリーブオイル 小さじ2
※同時調理:小松菜 80g(2株)
<作り方>
1ブリを一口大に切り、ドリップをよく拭き取る。
2大根は2cm厚さの半月切りに、ミニトマトはヘタを取る。
3耐熱容器に大根を入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジで4分加熱する。
4フライパンにオリーブオイルをひいて中火にかけ、ブリを両面焼く。
5ミニトマト、大根、すりおろししょうが、しょうゆ、きび糖を加えて煮からめて火を止め、器に盛る。
6小松菜をラップで包み、電子レンジで2分加熱する。すぐに冷水にとって絞り、3cm幅に切ってブリの横に添える。
◆ツナとキムチの豆乳スープ
<材料>(2人分)
ツナ缶(水煮) 70g(1缶)
白菜キムチ 50g
長ねぎ 50g(20cm)
しめじ 100g(1パック)
白ねりごま 小さじ2
無調整豆乳 120ml
※同時調理:小松菜 80g(2株)
<作り方>
1長ねぎは斜め薄切りにし、しめじはほぐす。
2耐熱容器に豆乳と小松菜以外の材料を入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジで3分加熱する。
3豆乳を加え、再度ふんわりラップをかけて電子レンジで2分加熱する。
4器に盛り、主菜の工程6で加熱した小松菜を加える。
関連書籍
医師が教える最強で美味しい2品献立
【医学×栄養学】で最強の健康体へ
いつもの和食レシピを少し工夫するだけで、栄養を満たしながらもカロリーと塩分は少なめの美味しい料理が完成します。
2型糖尿病や認知症、ガン、高血圧、肥満が気になる方にもおすすめ◎
医師と人気管理栄養士がつくった「誰でも美味しくできる」栄養満点レシピBOOKです。
この記事の監修者
医師
堤 貴大
日本内科学会認定医、日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医、日本抗加齢医学会専門医。
2014年山梨大学医学部医学科卒業。山梨県立中央病院、北里大学病院での勤務を経て現在、山梨大学医学部附属病院糖尿病・内分泌内科に所属。糖尿病をはじめとする生活習慣病の診療に従事。料理本の監修および料理研究家としても精力的に活動している。
記事に関連するレシピタグ
同じカテゴリーのコラム
人気のコラムランキング