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この記事の監修者

タレント 今村 敦子

2024.06.06

【ストレスが消えるコミュニケーション術】「いつもより2音高め」がポイント◎声のトーンを使いこなそう

私たちは、日々の生活の中で様々な人とコミュニケーションを取っています。その際、非常に重要な役割を果たすのが声のトーン。声のトーンを変えるだけで、相手に与える印象は大きく変わります。

目次

声を「使いこなす」ってどういうこと?

声は単なる音ではなく、トーンを使い分けることで多様な感情を表現できます。
アナウンサーや声優など、声のプロフェッショナルは様々な高さの声を使って、話す内容や感情を効果的に伝えていますよね。
しかし、ほとんどの一般の人たちはそこまで声を使いこなせていません。地声が「ミ」だとしたら、あとは1音高いか低いかの「ファ」や「レ」あたりの音程で話すように、だいたい3音くらいで表現している方が多いようです。

声のトーンを使いこなしていただくために、ここでひとつ提案です。
それは、普段の声から2音高い声を意識して話すこと。そうすると声はずいぶん明るい印象になり、相手にも心地よく響きます。
もちろん声にもTPOがあるので、まずは普段の挨拶などで「2音高め」にチャレンジしてみましょう。

大勢の前で話す時はどんなトーンで話したらいい?

高い声は遠くまで届きますので、プレゼンテーションなど大勢の前で話をする時も2音高めの声で話しましょう。またその際は、「いちばん遠くにいる人を突き抜けるくらいの声量」を意識してください。「全員にちゃんと声を届ける」ということもコミュニケーションの大事な心得です。

ちなみに、「ラ」の音は、みんなが興味を持ちやすい音と言われています。よく子供番組などで「こんにちはー!歌のおにいさんでーす」などと元気に呼びかけていますが、それも「ラ」の音が多いようです。

そういえば、オーケストラやギターのチューニング、ピアノの調律も「ラ」で合わせます。このように音に興味を持つととてもおもしろい発見があります。みなさんも「感じがいいなあ」と思う人の声や音に注意を向けてみてくださいね。

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この記事の監修者

タレント

今村 敦子

5年間の広告代理店勤務を経て、テレビラジオの世界へ。
局の垣根を越えて様々な番組でキャスター、リポーター、パーソナリティを務め、今年でデビューから20年目を迎える。
その他 各種イベントMC、ナレーション、コラム執筆、講演、セミナー講師など北部九州を中心に活躍中。

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