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この記事の監修者
タレント 今村 敦子
2024.08.06
【ストレスが消えるコミュニケーション術】「相手を笑顔にする」笑顔の作り方とは
コミュニケーションはただ言葉のやりとりだけでなく、その人全体が発する様々な情報で成されています。
みなさんは、「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
・視覚情報:見た目や表情、仕草など
・聴覚情報:声の大きさやトーン、テンポなど
・言語情報:使う言葉や話の内容など
これら3つの中で、コミュニケーションの受け手はどれを重要視するかという実験において、視覚情報55%:聴覚情報38%:言語情報7%の割合で伝えられるということが分かっています。
つまり、視覚から入る情報が最も人を印象付けているということです。
人にポジティブな印象を与えられる唯一の表情は、「笑顔」。
笑顔は人との距離をギュッと縮めてくれ、相手に「心を開いていますよ」と示すサインでもあります。
今回は、相手を笑顔にする笑顔の作り方についてご紹介します。
周りがつられて笑顔になるような極上スマイルとは?
赤ちゃんがニコニコッと笑うのを見ると、みんな思わずつられて笑顔になりますよね。
そんな風に周りが自然と笑顔になるポイントは、「上の歯が8本見えている」ことです。
みなさんもぜひ、鏡の前で自分の笑顔を見てみてください。
この極上スマイルが自然とできる方は、おそらく少数でしょう。
上の歯を8本みせるには、限界まで口角を見せる必要があり、表情筋がかたまっているとなかなか難しいのです。
表情筋をほぐす!あいうえお体操
声を出しながら顔全体を大きく動かすことで、顔の筋肉がほぐれて表情が豊かになります。
簡単な体操ですが母音発生の練習にもなるので声のトレーニングにもなりますよ。
ほうれい線予防やマスク生活で下がり気味の口元をキュッと引き締める効果も◎
■あ:大きく口を開けて「あー」。この時、目を見開くのもポイントです。
■い:口を思いっきり横に伸ばして「いー」。
■う:口を精いっぱい突き出して「うー」。顔全体を中心に寄せるようなイメージで。
■え:笑顔の基本フォーマット◎口角が上がるのを意識して「えー」。
■お:顔を縦に伸ばして「おー」。鼻の下もしっかり伸ばしましょう。
やわらかい、やさしい笑顔に◎極上スマイル練習法
使うのは、どこの家庭にもきっとある割り箸!
割り箸を使って口角を上げるトレーニングで、人がつられて笑顔になるような極上スマイルの持ち主を目指しましょう!
日常的に目が笑っている状態を意識すると、やわらかい、やさしい笑顔になっていきますよ。
①割り箸の中央を両奥歯でくわえ、水平になるように1分間キープ。
このとき、唇が割り箸にふれないように保ちます。
②割り箸を外してもその笑顔のままでいるようにしましょう。
先ほどご紹介した「あいうえお体操」の「お」のように、おでこ、まゆ、目、鼻の下、口を縦に伸ばすことで、目の周りの筋肉(眼輪筋)もやわらかく保つことができます。
目は最もマインドを表すパーツですから、やさしい気持ちになるだけで自然とやさしい目もとになります。
笑顔は心の筋トレ。常に笑顔を意識して素敵な人を目指しましょう!
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この記事の監修者
タレント
今村 敦子
5年間の広告代理店勤務を経て、テレビラジオの世界へ。
局の垣根を越えて様々な番組でキャスター、リポーター、パーソナリティを務め、今年でデビューから20年目を迎える。
その他 各種イベントMC、ナレーション、コラム執筆、講演、セミナー講師など北部九州を中心に活躍中。
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