【ストレスが消えるコミュニケーション術】会話がもっと楽しくなる！上手な相槌とリアクションとは

軽い雑談で相手の話をおもしろそうに聞くことができれば、会話のキャッチボールも楽しくなりますよね。実は、ちょっとしたコツを意識するだけで、会話がさらに弾み、相手との距離も縮まるんです。
今回は、コミュニケーションがもっと楽しくなるコツをご紹介します。

「さ・し・す・せ・そ」で、相手を笑顔に！

会話の中で、相手の話に共感を示す相槌は、コミュニケーションを円滑にする重要な役割を果たします。
特に、以下の5つの相槌は、相手を喜ばせる効果抜群です。
TVや雑誌、SNSなどで見たことがある！という方もいるかもしれません。

さ: さすがですね/最高ですね！
し: 知らなかったです！
す: すごい/ステキですね！
せ: センスいいですね！
そ: その通りですね/そうなんですか！

これらの相槌を意識的に使うことで、相手の話にしっかり耳を傾けていることを伝え、さらに相手の緊張をほぐしたり、気分を高めたりすることができます。

「ペーシング」と「ミラーリング」でコミュニケーションをスムーズに

「ペーシング」や「ミラーリング」という言葉をご存知でしょうか。

■ペーシング：相手の話すテンポや声のトーン、呼吸のリズムに合わせる
■ミラーリング：相手の動きや仕草を真似る

このように相手と同じリズムで話すことで、親近感を与え信頼関係を築きやすくなり、また、同じ動きをすることで、相手との一体感を生み出すことができます。

リアクションは「ちょっと大げさかな？」くらいが丁度良い◎

相手が話している時に最もやってはいけない態度は、「無反応」です。
人は自分がイメージしている5分の1程度しか動いていないと言われています。つまり、自分ではしっかり反応しているつもりでも、相手には十分伝わっていない可能性があるのです。

そこで、以下のポイントを意識して、リアクションを大きめにしてみましょう。

■頷いたり、相槌を打ったりするときは、表情や手を動かして全身で反応する
■相手の話を面白そうに聞く
■相手の話のキーワードや語尾をくり返す
■相手の話したい話題を察知して、詳しく話してくれるように質問する

これらのリアクションは、「あなたの話を聞いていますよ」「もっと話を聞きたいです」というメッセージとなり、相手との距離を縮める効果があります。