2022.02.20
【お医者さんのコラム】「我慢しなきゃ」は不要◎楽しくおいしく減塩するコツ①
「減塩=おいしいものを我慢」と考えてしまっている方いませんか?
いつもの料理にひと手間加えたり、調味料を変えたりするだけで日々の食事がさらに楽しいものに◎
減塩しながら新たな食べ方を発見できるかも?3回に分けて3つずつご紹介します。
酸味や甘みを加える
酢をはじめ、レモンやゆずなどのかんきつ類の果汁、トマトなどの酸味は、アクセントになるだけでなく、
塩味を強く感じさせる効果があるため、減塩に役立ちます。酢は加熱するとうまみが増し、料理にコクを出す作用も。甘みを足してもOK。
香味野菜や香辛料を使う
ねぎやセロリ、しょうがやしそなどの香味野菜、ハーブやスパイスの風味や香りを加えることで、薄味でも満足感を得ることができます。唐辛子や山椒などの香辛料は香りもよく、少量でも辛みで味が引き締まるので、減塩の強い味方に。
うまみをきかせる
だしのうまみ成分がきいていると、料理がおいしくなり、塩分を控えても物足りなさを感じません。
昆布やかつおぶし、煮干しや桜えびなどの乾物はもちろん、市販のスープの素も上手に使って調味料を減らしましょう。牛乳や豆乳などのコクもうまみをアシスト。
健康で元気な体作りは日々の食事から!
減塩のポイントをおさえながら、毎日の食事を楽しみましょう。
この記事の監修者
大塚 亮
おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。
著書:「一生健康サラダ」「脱うつレシピ」「免疫力をあげるレシピ」など。詳細はこちら
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