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ドクター監修

この記事の監修者

医学博士 大塚 亮

2022.12.15

【お医者さんのコラム】体をサビさせない!「ファイトケミカル」の力

野菜や果物は、私たちの健康維持には欠かせません。それぞれが持つ栄養成分はもちろん、
植物特有の色素、香り、渋味・苦味・アクといった機能成分「ファイトケミカル」が含まれているからです。

目次

体のサビの救世主!ファイトケミカル

ファイトケミカルは、抗酸化作用に大きく貢献する成分です。
例えば、りんごを切ってそのままにしておくと茶色く変化しますよね。
それが酸化現象で、酸素を取り込んで生きている私たちの体も同様に酸化すると、体がサビつきやがて健康リスクを引き起こす可能性があります。
ファイトケミカルには、そうした体の酸化を食い止める力があるのです。

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体が「サビる」原因とは?

では体はどうしてサビてしまうのでしょうか。またサビさせないために何かできる方法はあるのでしょうか。
私たちは呼吸で取り入れた酸素を利用して命を維持しており、その一部は活性酸素となってウイルスや細菌などから体を守っています。しかし偏った食事や不規則・不健康な生活習慣、ストレス、化学物質などによって過剰に活性酸素がつくられると健康な細胞や遺伝子まで傷つけてしまうのです。

現代に生きる私たちは、活性酸素を過剰に発生させない暮らしを送ることは少々難しいかもしれません。だからこそ、野菜や果物をたくさん食べて、積極的にファイトケミカルを摂取することをおすすめします。

ファイトケミカルを上手に摂取するコツとは?

現在、ファイトケミカルの種類は分かっているだけでも1万種を超えると言われています。
それぞれ化学構造の違いによって働きも変わるため、単体でとるよりも複数種を組み合わせて取ることでより体への貢献度が高まります。

そこでおすすめなのが、複数の野菜をたっぷり煮込んだスープ。ほとんどのファイトケミカルは野菜の細胞壁の中にあるため、生のまま食べても少ししか吸収できません。
しかし、野菜を加熱することでファイトケミカルがスープに溶け出し、吸収しやすくなるのです。
「野菜はサラダでたくさん食べているから大丈夫」という方も、ぜひスープも取り入れて栄養をたっぷりとるようにしましょう。

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この記事の監修者

医学博士

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

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