2021.08.03
【お医者さんのコラム】ダイエット成功のために見直すべき生活習慣とは?
リバウンドせず理想の体型をキープするためには、
食事制限や食事内容の見直しだけではなく、生活習慣そのものを見直すことが大切です。
私は、ダイエットのために「朝ごはんをしっかり食べる」ということを推奨していますが、
朝ごはん習慣と組み合わせると、さらに効果的な生活習慣をご紹介しましょう。
まずは、睡眠についてです。
みなさんは、毎晩何時に就寝しているでしょうか?
太らないためには深夜12時前には眠ることがおすすめです。
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、夜に「コルチゾール」というホルモンの分泌が盛んになり、高エネルギーな食べ物を求めるようになります。
お風呂上りにアイスクリームを食べてしまったり、寝る直前までお酒を飲んだりしていると、一気に肥満が加速する恐れがあります。
なぜなら、就寝前は、脂肪を合成する遺伝子が活発になる時間帯。
寝る直前に食べたものは、脂肪になりやすいのです。
食事は眠る3時間前までに済ませるよう心がけましょう。
夜ぐっすり眠り睡眠の質を上げるには、
生活の中に運動習慣を取り入れるのがおすすめです。
食事などでとりすぎた糖質は、貯えきれなくなると脂肪に変わります。
しかし、運動で筋肉を鍛えると消費エネルギーが増え、貯えた脂肪もどんどん消費されていきます。
軽い腹筋やスクワットなどを習慣にするだけで、血糖値コントロールに役立つだけでなく
ストレス解消にもなり睡眠の質も向上しやすくなります。
ポイントは毎日少しずつでも続けること。
三日坊主にならないよう、自分のペースでできることをやってみましょう。
この記事の監修者
大塚 亮
おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。 著書:「一生健康サラダ」「脱うつレシピ」「免疫力を上げるレシピ」など。詳細はこちら |
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