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ドクター監修レシピ

この記事の監修者

医学博士 大塚 亮

2024.03.03

【かんたん糖質オフレシピつき】「痩せ脳」への切り替えがコツ!無理なくダイエットするコツとは

「ダイエットはとにかく食べるのを我慢」「強い意志がないと痩せるのはなかなか難しい」
といったように<ダイエットは意志が弱いとうまくいかない>というイメージはありませんか。

実は、食欲がとまらないのは「脳」のせいなのです。
あなたのダイエットがなかなかうまくいかないのは、脳が「糖依存」という機能不全を起こして食欲をコントロールできなくなっているから。

・ちゃんと食事をしたのにさらに甘いものが食べたくなる
・空腹ではないのにとりあえ何か口に入れたくなる
という状態の方は脳が糖依存している可能性があります。

では脳が糖依存から抜け出すにはどうしたらよいのでしょうか。
脳が糖依存になるメカニズムとあわせて、「痩せ脳」へシフトする方法をご紹介します。

目次

ラクに痩せために見直すべきは糖質のとり方!

通常糖質が体内で消化されると、ブドウ糖に分解されて血液中に放出されます。
このブドウ糖量のことを血糖値と呼びます。
そのブドウ糖をエネルギーとして使うために、すい臓からインスリンというホルモンを出して細胞内に取り込むことで血糖値は下がっていきます。

インスリンの効き目が衰える!インスリン抵抗性

しかし糖質を日常的に多くとり続けていると体はどうなってしまうのでしょうか。
血糖値を下げるためにインスリンもひっきりなしに出され、次第に効き具合も衰えるようになり、いつの間にか必要量を上回るインスリンを分泌するようになってしまうのです。

このような状態は「インスリン抵抗性」と呼ばれ、様々な健康リスクを引き起こす一因となってしまいます。

インスリンが効かないと食欲も止まらない!レプチン抵抗性

インスリン抵抗性のもとでは、もう1点リスクがあります。
それは、脂肪細胞から分泌され、通常は満腹信号を出し食欲を抑制する痩せホルモンと呼ばれるレプチンもインスリン抵抗性のもとでは働きが遮断される「レプチン抵抗性」という状態に陥ります。

このようにインスリンもレプチンも効きが悪くなると、
・いつまでたっても食欲が落ちない
・糖質の過剰摂取に歯止めがかからない
・血糖値が下がらない
といった際限のない悪いサイクルを繰り返してしまうのです。

糖質をただ控えればOKなの?痩せ脳にシフトするには

脳が糖依存をしてしまう原因が、糖質のとりすぎということは理解いただけたかと思います。
それなら「糖質を一切とらなければ簡単に痩せられる?」と考える方もいるのではないでしょうか。
ですが、糖質は脂質・たんぱく質と並ぶ三大栄養素のひとつのため、健康な体を維持するには、糖質の力はどうしても必要なのです。
気を付けるべきは、糖質を「とりすぎない」こと。
糖質量をおさえるかわりに、たんぱく質や食物繊維を積極的にとるようにしてみてください。

たんぱく質で食事の満足度がぐんとアップ!

人の体で水分の次に多いのがたんぱく質です。
なぜならたんぱく質は髪、爪、皮膚、筋肉、血液など体の材料になり、全身のあらゆるところで使われていくため。
さらに体内でのたんぱく質の分解と合成をバランスよく保つには、常にたんぱく質をしっかりとる必要があるのです。
たんぱく質を含む食材には、肉類や魚介類、卵類、大豆製品など食べ応えもあるため、糖質オフの食事の満足度も上がる力強い味方になってくれます。

不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよくとる

食物繊維には「不溶性」と「水溶性」があり、ともに高血糖を抑制し肥満を防ぐ働きがあります。

■不溶性食物繊維:胃腸内で水分を吸収して便のかさを増やし、糖質の吸収を遅らせ排出を促す。
歯ごたえのある食材が多く、よく噛むことで食べ過ぎを防ぐ効果も。
■水溶性食物繊維:腸内細菌のエサとなるだけでなく、腸内で粘性を持ったゲル状に変化し腸内をゆっくり移動することで、糖質や脂質、有害物質を排出するデトックス効果がある。

高たんぱく&食物繊維豊富レシピでラク痩せ!お医者さんおすすめ痩せ脳レシピ

これからご紹介するのは、痩せ脳へシフトするために積極的にとりたいたんぱく質や食物繊維がたっぷり含まれています。
ぜひ試してみてくださいね。

【お医者さんのレシピ】万能ねぎだれがやみつきに♪たんぱく質33.4g!「レンジで簡単ねぎだれ鶏」

たんぱく質33.4g、食物繊維6.2gと不足しがちな栄養素もしっかりカバーしてくれるだけでなく、食べ応えも満点なので満足度の高い一皿です。

【お医者さんのレシピ】たんぱく質18g!免疫力アップやアンチエイジングに!「パプリカとエリンギのガリバタ炒め」

赤パプリカには免疫力をアップする「ビタミンA」、黄パプリカにはアンチエイジングにぴったりな「ルテイン」が豊富に含まれている食材。パプリカはバターなどの油と一緒にとると吸収率もあがります。

【お医者さんのレシピ】たんぱく質たっぷり31.1g!まろやかな味わいで体も心も温まる「鮭ときのこの豆乳スープ」

鮭・きのこ・野菜のうまみがぎゅっと凝縮◎不足しがちなたんぱく質も31.1g含まれており、栄養も食べ応えも満点のスープです。

関連書籍

お医者さんが薦める痩せ脳をつくる糖質オフレシピ

太る原因は、意志の弱さではなく、「脳」にあり!食事の満足度を上げるたんぱく質たっぷりの糖質オフレシピ50品掲載。
「痩せ脳」へシフトして、リバウンド知らずの体を目指しましょう。

この記事の監修者

医学博士

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

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