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この記事の監修者
タレント 今村 敦子
2024.05.07
【ストレスが消えるコミュニケーション術】言葉よりも大切!非言語情報で感じの良い人になるには
「コミュニケーション」という言葉を聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。
上手に話す、会話を盛り上げるなど、コミュニケーション=言葉のやり取りという印象が強いかもしれません。
しかし、周りの人に与える印象で一番大きいのは、見た目や表情・仕草などの「視覚情報」と言われています。
その人を強く印象付けるのは、視覚や聴覚が9割!
「メラビアンの法則」を聞いたことはあるでしょうか。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した理論で、
①見た目や表情、仕草などの「視覚情報」
②声の大きさやトーン、テンポなどの「聴覚情報」
③使う言葉や話の内容といった「言語情報」
これら3つに分類した場合、視覚情報:55%、聴覚情報:38%、言語情報:7%の割合で伝えられると言われています。
この法則は、「視覚・聴覚・言語」が示す情報が食い違う状況のなかで、コミュニケーションの受けてはこれらの3つのうちどれを重要視するかの実験によって導き出されました。
こんな例が分かりやすいでしょう。
言葉では「ごめんなさい」と謝っておきながら(言語情報)、口調がケンカごしであったり(聴覚情報/非言語情報)、ふてくされた顔をしていた(視覚情報/非言語情報)場合、相手は「ごめんなさい」という言語情報より、態度や口調といった非言語情報によって強く印象付けられるということです。
流暢に話ができない=コミュニケーション下手ではない!
もちろんコミュニケーションにおいて言葉は大切です。しかし、目や耳から入る情報はそれ以上にその人を印象付けると言い換えることができます。
身だしなみがきちんとしていて、いつも姿勢に気を付けて、笑顔で、人の話を誠実に聞く姿勢があれば、あなたの印象を損なうことはありません。
こんなシチュエーションを想像してみてください。
外国からの旅行者が誰かに道を尋ねたいとき、日本語がわからなくても表情やボディランゲージなどでなんとか伝えようとしています。
もしもその人がちゃんとした身なりで礼儀正しく尋ねてくれたら、役に立ちたいと思う人が多いはずです。
反対に清潔感がなく、不遜な態度であればスルーしてしまうでしょう。
これがコミュニケーションの本質です。
周りとコミュニケーションをとる際は、ぜひ言語情報・非言語情報が与える印象についても意識してみましょう。
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この記事の監修者
タレント
今村 敦子
5年間の広告代理店勤務を経て、テレビラジオの世界へ。
局の垣根を越えて様々な番組でキャスター、リポーター、パーソナリティを務め、今年でデビューから20年目を迎える。
その他 各種イベントMC、ナレーション、コラム執筆、講演、セミナー講師など北部九州を中心に活躍中。
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