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2022.05.26

ダイエットの新常識!雑誌でも紹介されたお医者さんが教える1ヶ月で痩せる方法

痩せられない原因は、「カロリー」ではなく「糖質」にあり

カロリーとは、その物質が燃焼する時に発するエネルギーのことをいうのですが、体内で「燃える」ことはありえないので、カロリーと体重を関連付けるのはナンセンス。ダイエットをする上で、一番気にかけてほしいのは「糖質」です。痩せない原因は、量だけでなく食べるものにも関係があるのです。

そもそも糖質とは?

糖質は、脂質・たんぱく質と並んで私たちの体に欠かせない三大栄養素のひとつ。エネルギーや体をつくる材料としてなくてはならないものです。脂質やたんぱく質は多めにとってもほとんど体内で使われるため脂肪になりにくいのですが、糖質だけは例外。体内に貯蓄できる量を上回ってしまうと、糖質は脂肪に変わってしまいます。

糖質をとりすぎると、体はどうなる?

リスクその1:肥満

通常糖質をとると体内で血糖値が上昇し、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。しかし、糖質をとり過ぎると血糖値は急上昇、インスリンの分泌も増えてしまうので血液中の糖をどんどん脂肪に変えてしまいます。この状態にならないためには、血糖値を急上昇させないようにコントロールすることが重要です。

リスクその2:糖尿病を引き起こす

日本では、2000万人以上が糖尿病またはその予備軍といわれています。糖尿病の原因は大きく2つに分けられ、1つは糖質の多い食事を繰り返すことでインスリンが大量に分泌されて枯渇してしまう、もう1つは体内でインスリンは十分につくられているのに効果を発揮できない「インスリン抵抗性」の状態になるパターンです。毎日糖質をとりすぎてしまい、血糖値コントロールができていなければ日常的に高血糖状態が続くことに。やがてインスリンの枯渇やインスリンが十分に効果を発揮できなくなる状態に陥り、糖尿病を引き起こしてしまいます。

 

ダイエット成功・糖尿病予防なら食物繊維たっぷりの朝ごはんが重要!

「セカンドミール効果」という言葉はご存じでしょうか。これは、朝ごはんで食物繊維を食べると食後の血糖値の上昇がゆるやかになるだけでなく、昼ご飯の後までその作用が続くこと。朝ごはんに食物繊維豊富なメニューを選ぶことで、お昼はパンや麺類などを食べても昼食後の血糖値をゆるやかに保てるのです。具体的には、食物繊維1日20g前後(朝5g以上)、糖質1日100g前後(朝30~50g)を目標にするとよいでしょう。

食物繊維たっぷりの朝ごはんにプラス◎食べ方も見直してみましょう

ダイエットを成功させるには、食べ物はもちろんですが食べ方も見直すとより効果を得られます。これまでの生活を振り返りながら、ぜひ取り入れてみてください。

食事は1日3食が基本

体は朝日を浴びて朝ごはんを食べることで正しいリズムに整えられ、脳や消化器官などの働きもよくなり、代謝も活発化します。1日3食の中で、1日に必要な栄養素をまんべんなくとり、朝ごはんから夜ご飯までは12時間以内に済ませるのが理想的です。

食べる順番は野菜から

野菜やきのこ、海藻など食物繊維の多いものから食べると、食物繊維の働きで糖の吸収を抑えられ、血糖値の急上昇を防ぎます。その次に肉や魚、大豆製品といったたんぱく質、最後にご飯やパンなどの炭水化物を食べることで血糖値の上昇がゆるやかになります。

パパっと短時間で完成!食物繊維豊富な「痩せる朝ごはん」レシピ

食物繊維9.5g!10分で完成のお手軽メニュー。冷蔵で4日間保存も可能なので、まとめて作っておけば時短にもなります。

▼詳しいレシピはこちら▼
【お医者さんのレシピ】食物繊維たっぷり!食後の血糖値上昇を緩やかにするお手軽作り置き「れんこんとひじきのソテー」

書籍では、このような痩せる朝ごはんレシピを71品、食事のとり方と生活習慣のルールを12個紹介しています。手軽ですぐに満腹になる糖質食材を控えるのはなかなか難しいですが、将来の健康のために今から少しずつ控えて血糖値の上昇がゆるやかになるような食事を心がけていきましょう。今回の記事でご紹介した内容の他にも、痩せやすい体を作る秘密を詳しく掲載していますので、気になる方はぜひ手に取ってみてくださいね。

 

◆お医者さんが考えた痩せる朝ごはんの詳細はこちら

 

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