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【ドクター監修】ストレスによる肥満スパイラルに要注意!

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みなさんは、「ストレス太り」という言葉を聞いたことがありませんか?

実は、ストレスと肥満は密接な関係があります。仕事が忙しかったり、人間関係がうまくいかなかったり、家事や育児に追われるなど、現代人は無意識のうちに身体的、精神低ストレスを慢性的に抱え込んでしまっています。

かくいう私も、勤務医時代に多忙ゆえの不規則な生活や、手っ取り早く食べられるもので空腹を満たす生活が続き、体重が90kg台に達し、焦ったことがありました。

なぜ、ストレスを抱えると人は太ってしまうのでしょうか?私たちは身体的、精神的にストレスを感じると、まず脳の中央株の左右にある扁桃体(へんとうたい)というところが興奮し始めます。

すると、扁桃体から「ストレスに対処せよ」という指令が、脳の視床下部という部分に伝えられます。

視床下部は、自律神経やホルモン分泌の情報を副腎(腎臓の上部に位置する臓器)に伝える働きをしています。そうすると、「ストレスに対処せいよ」という指令は、副腎まで届き、「コルチゾール」というホルモンが分泌されるのです。

コルチゾールというホルモンは、あまり聞いたことがないかもしれませんが、このホルモンこそ、肥満と深くかかわっています。

コルチゾールが分泌されると、高エネルギーな食べ物、脂質と糖質がたっぷりなものを欲するようになり、さらに、それらを食べると内臓脂肪として蓄積しようとします。

つまり、人はストレスを抱え込むと、脳の働きによって無意識に高エネルギーな食べ物を選んでしまい、結果として太ってしまうのです。

ではなぜ、ストレスがこのような悪循環を引き起こすのでしょうか?

太古の昔、人類にとってのストレスとは、猛獣や他人から危害を加えられるときの身体的ストレスでした。そして戦いや脱出に必要なエネルギーを素早く使える必要がありました。そのためストレスを察知すると、いざというときに使えるエネルギー=内臓脂肪を溜めようとするスイッチが入るのです。

Withコロナの時代は、多くの人がストレスを抱えて生活しています。

お家時間が増えて、太ったという人も、実はストレスが原因かもしれません。

自由に羽を伸ばすことができないときだからこそ、自分なりのストレス解消法を見つけてみましょう。


この記事の監修者

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

著書:「一生健康サラダ」「脱うつレシピ」など。詳細はこちら

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