Cart

Menu

  • TOP
  • コラム
  • ドクター監修
  • 【お医者さんのコラム】腸内環境を改善して病原体の侵入を防ぐ!積極的にとりたい食べ物とは
ドクター監修

この記事の監修者

医学博士 大塚 亮

2023.08.08

【お医者さんのコラム】腸内環境を改善して病原体の侵入を防ぐ!積極的にとりたい食べ物とは

腸は体を守る城壁のような役割を担っています。
口から入ったウイルスや細菌などの病原体は、ある程度は胃酸で殺菌されますが、そこを突破してくる強い抗原体を体に入れまいと免疫細胞が必死に働いています。そのため、全免疫細胞のうち約70%が腸に集結しているのです。

理想の腸内環境とは、腸内細菌のバランスが「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」といわれています。
善玉菌や悪玉菌など、テレビやSNS等で一度は見聞きしたことがあるでしょう。

それぞれの菌を簡単に説明すると・・・
■善玉菌:悪玉菌の侵入や増殖を防ぎ、腸のぜんどう運動を促すなど体に有用な働きをする菌
■悪玉菌:腸内で有毒物質をつくりだす悪い菌
■日和見菌:善玉にも悪玉にも属さず、優勢な方に見方をする菌

腸内環境を良くするためには「善玉菌優位」の状態にすることが大切なのです。

目次

<PR>

腸内環境を整える食べ物

腸内細菌のバランスが崩れると、体内に有毒物質が増え健康リスクが高まる可能性が。
このあとご紹介する食べものをぜひ積極的にとってみてくださいね。

腸を元気にするもの

ビフィズス菌などの善玉菌は、食物繊維を分解・発酵して、腸を元気にする「短鎖脂肪酸」をつくります。
<食材例>
やまのいも(ナガイモ、ジネンジョなど)・オクラ・キャベツ・大根・海藻類など

腸内に善玉菌を増やすもの

発酵食品には、すでに善玉菌が存在!食べることで腸内に善玉菌を増やしてくれます。
日本人にはみそや納豆など日本古来の発酵食品が体に合います。
<食材例>
みそ、塩こうじ、納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルトなど

病原体の力を弱めてくれるもの

腸内の免疫細胞がつくるIgA抗体(免疫グロブリン)は、体内へ侵入してきた病原体の効力をなくすように働く免疫物質です。
特にビタミンAはこの物質の生産に必須とされています。
<食材例>
レバー、うなぎ、バター、チーズ、卵、緑黄色野菜など

関連書籍

お医者さんが薦める免疫力をあげるレシピ

免疫力の良い状態を保つために最も意識したいのは、日々の食事でしっかり栄養をとること!
手軽に美味しく免疫力アップできるレシピ45品掲載。
適度な運動・たっぷりの睡眠などと合わせて、健康体を目指しましょう。

この記事の監修者

医学博士

大塚 亮

おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。
オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医。大阪市立大学医学部附属病院循環器内科、ニューヨーク州 Columbia University Irving Medical Center, NewYork–Presbyterian Hospital、西宮渡辺心臓脳・血管センター勤務を経て、おおつか医院院長に就任。日本内科学会・日本循環器学会・日本抗加齢医学会に所属。

記事に関連するタグ

同じカテゴリーのコラム

人気のコラムランキング

  • 商品についての記事 新商品の情報
  • お医者さんの健康・美容の記事
  • みるみる健康レシピ

ナチュレライフ Instagram

ナチュレライフ Facebook

あわせ買いでおトク

5,000円(税抜)以上で

送料無料!

選べるお支払い方法